理系大学院生が語るオンライン授業の実態とメリット・デメリット

理系大学院生の挑戦・体験談

どうも、しがなです!

大学生のオンライン授業ってどうなっているんだろう?

と、コロナによる自粛期間中の大学生のオンライン授業が気になるという方もいるのではないでしょうか?

やはり、ニュースやSNSの情報だけだといまいち分かりにくいですよね?

そこで今回は、そのような疑問を払拭するべく、オンライン授業の実態とメリット・デメリットについて、現役理系大学院生の筆者が話していこうと思います。

オンライン授業の形態

オンライン授業は、私の独断に寄るものですが、授業の仕方によって4つのタイプに分類できます。

資料配布型

まずオンライン授業で最も多いのが、毎週パワポの講義資料などを配付し、個人で自習してもらう形式の資料配付型です。

学生からしたら、自分の好きなタイミングで行えますが授業を受けてるという感じはしないでしょう。

オンライン講義型

Zoomなどのミーティングアプリを使いリアルタイムで教授の講義を聞いたり、録画された講義動画を見る形式がオンライン講義型です。

多くの人が想像しているオンライン授業に一番近いのがこの形式ではないでしょうか?

グループワーク型

Zoomなどのミーティングアプリを使い、教授から出された課題に沿って適宜、学生同士でグループワークなどの話し合いをしていく形式がグループワーク型です。

オンライン講義型と異なる点としては、教授から学生への一方通行の授業ではなく、学生や教授との対話ができる授業であると言うことです。

プレゼンテーション型

Zoomなどのミーティングアプリを使い、週ごとにお題に沿ったプレゼンテーションを学生が行っていく形式がプレゼンテーション型です。

 

最初から最後まで一貫した授業形式のものもあれば、これら4つの分類を組み合わせた授業もあります。

実験とか実習は?

理系の大学生にとって欠かせない実験については、班で行ったり実験器具を使う必要があるので、学校の実験室で実際に行わなければなりません。

しかし、コロナウイルス感染拡大防止のため外出は自粛しなければならず、従来の実験を行うことは困難です。

そのため、大学では実際に実験を行うことの代替案として、少人数に分け学校で実験を行う方法やTAの方だけで実験を行いながらZoomなどで学生と対話形式で進めていく方法録画した実験の様子を配信する方法などが考えられているそうです。

実習などについても同様に実験のような方式が取られていくようです。

オンライン授業のメリット

次に、オンライン授業のメリットについてまとめていきます。

自分のペースで受講可能

オンライン授業ならば、通学の時間や朝の身支度をする必要がないので、早起きする必要がありません。

また、資料配付型の授業や動画の授業であれば、その日に受けなくても自分の好きな時間に受講可能です。

動画の授業であれば、再生速度を変えたり、分からないところを止めながら進めることもできるので自分に合ったペースで授業を受けることもできます。

どこでも授業を受けられる

通信環境と機器さえあればどこにいても授業を受けられるので、一人暮らしの方は地方の実家に戻ることもできます。

遠くから通っていた人も、電車などに乗らなくて良いので楽でいいですよね!

お金がかからない

大学に通っている間は、定期代やコンビニ、外食、遊びによってお金がかかっていた人も多かったと思いますが、オンライン授業によりずっと家に居るので、ほとんどお金を使わなくなります。

この機会に貯金を始めてもいいかもしれませんね!

オンライン授業のデメリット

最後に、オンライン授業のデメリットについてまとめていきます。

通信機器や回線が必要

元々、PCやWi-Fiが自宅にある人は問題ありませんが、無い人はこれらを用意しなければ授業を受けることが難しいでしょう。

スマホでも、講義資料の閲覧やZoomの使用は可能ですが、レポート作成などでOffice系のソフトの使用やプログラミングをする場合があるのでPCは必須です。

また、スマホで授業を受けているとすぐに通信制限になってしまうので注意する必要があります。

サーバーが落ちて授業が見られなくなる

オンライン授業のためサーバーを強化した大学も多いと思いますが、授業によってサイトにアクセスが集中すると、サーバーが落ちて授業が見られなくなるという事態も発生します。

私の通う大学でも何度かサーバーが落ちているようなので、急に落ちたら焦りますよね(笑)

課題や情報の自己管理が必須

実際の授業だと、先生や周りの友達と話しているうちに、いつの間にか情報について共有し頭の中で整理ができていますが、オンライン授業になると、全てを自分でサイトの情報を確認し整理していかなければならないので、課題や締め切りを忘れがちになります。

また、オンライン授業により資料や課題が全て、オンライン上にアップされるので、整理する量も平常時の比ではなくなります

なので、友達とリマインドしあったり、情報の自己管理をしっかりと行う必要があります

友達と会えない

平常時であれば、友達とわざわざ連絡を取らなくても学校に行けば会えるのですが、オンライン授業だと、全くといっていいほど友達と会うことができません

筆者は一人暮らしをしているのですが、一人暮らしをしている学生の寂しさは尋常ではありません

決まった時間にライブ授業などがあればいいですが、それが無く、友達とも連絡を取らないと1ヶ月以上人と話さないなんてこともあるでしょう。

学校に通えるようになって、早く友達と会える日常に戻ってほしいですね。

おわりに

オンライン授業についてお分かりいただけたでしょうか?

オンライン授業は、通学がないのでギリギリまで寝てられるし自由などメリットも多いんですが、

やはりちゃんと学校に通って、友達と会って授業を一緒に受けるという以前の日常の方がメリハリがある生活で楽しいですね。

早く、以前のようにマスクを付けずに皆と顔を合わせられる日常が戻ってきてほしいものです。

共にその日を迎えられるように今は耐えて頑張りましょうね!

ちなみに今回の話でよく出てきたZoomというミーティングアプリは下記の記事で詳しく説明していますので良かったらご覧ください。

最近よく聞くZoomって何?【今更聞けないZoomについて】

以上、オンライン授業の実態とメリット・デメリットについてでした。

コメント