どうも!しがなです!
IT系のエンジニアになりたいけどどのくらいの種類あるんだろう?
と漠然とIT系のエンジニアになりたいと思っているいるけど、何をするかよくわかっていない人も多いのではないでしょうか?
実は私もIT系のエンジニアにはなりたかったのですが、少し前まではエンジニアの種類も何をするかもなにも知りませんでした(笑)
そこで今回は、ITエンジニアになりたい人向けに、ITエンジニアの職種についてまとめていこうと思います!
IT業界の分類について興味がある方は以下の記事を参照してみてください。
【IT業界志望の就活生必見】IT業界の分類と代表的な企業紹介
そもそもITエンジニアとは
そもそもITエンジニアって何?
パソコンでプログラミングとかいじってるイメージ…
まずITというのは、Information Technology(情報技術)の略で、コンピュータや通信などといった技術の総称です。
エンジニアというと、大学で専門に学んできた人が採用されると思われがちですが、なんとITエンジニアは文系出身方も多いです!
また、ITエンジニアの場合、パソコンとネット環境さえあれば誰でも独学で勉強することができるので、どの分野の方でも簡単に技術を高めることができます。
ITエンジニアは、パソコンでひたすらカタカタプログラミングをしてるというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、
ほとんどの職種で、トーク力や相手の考えをくみ取ったりするコミュニケーション能力も重要になってきます。
ITエンジニア16種
それでは、ITエンジニアの16種類の職種について見ていきましょう!
システムエンジニア(SE)
システムエンジニアは、顧客のヒアリングを行い、そこから顧客のニーズに合ったシステムを開発していく仕事です。
場合によっては、プログラミングやシステムのテストを手伝う場合もあります。
仕事内容
・要求に応じて大まかなシステム設計
・納期から必要な人員や予算などの設定
・設計から開発までの進行管理
必要なスキル
・顧客の業務への理解力
・使用言語の知識、プログラミング能力
・設計書作成のための文章力
ネットワークエンジニア(NE)
ネットワークエンジニアは、快適な通信環境を提供するために、ネットワークの構築・運用・保守・管理を行っていく仕事のことです。
仕事内容
・ネットワークの構築
・ネットワークの運用(随時設定などの変更)
・トラブル解決のネットワークの保守
必要なスキル
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・運用・保守を行っていく仕事です。
サーバーってなんかネットワークに関わるやつだよね?
ネットワークエンジニアとは違うの?
ここのところは結構混同されやすいのですが、
ネットワークエンジニアがネットワークとつなげるためのシステムを担当するのに対し、サーバーエンジニアはサーバーを動かすためのシステムを担当しているので
仕事内容
・サーバーの配線、OS・アプリケーションのインストール(サーバーの構築)
・サーバーの監視、アップデートによる設定の変更、セキュリティ対策(サーバーの運用・保守)
必要なスキル
・ネットワーク関係の知識
・その他サーバー関係の知識
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアは、Web上のサイトやサービスにおいて、利用者からは見えない裏側のシステムの設計・構築・運用・保守を行っていく仕事です。
仕事内容
・Webシステムの構築
・Webシステムの運用・保守
必要なスキル
・OSの知識
・その他ネットワーク系の知識
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Web上のサイトやサービスにおいて、利用者から見えるパソコンやスマホの画面に表示されている部分を作成していく仕事です。
フロントエンドエンジニアの中でも、HTMLやCSSを扱ってWebデザインを主に行っていく技術者のことをマークアップエンジニアといいます。
仕事内容
(設計、プログラミング、テスト、パッケージ管理)
必要なスキル
・デザインに関する知識や経験、センス
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、膨大なデータを効率良く管理するためのデータベースの設計・構築・運用・保守を行っていく仕事です。
仕事内容
・データベースのサーバーの管理やチューニングといった運用・保守
必要なスキル
・データベースの設計から運用までの技能
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃を防ぐために情報セキュリティの業務に特化した仕事のことです。
仕事内容
・セキュリティシステムの実装
・システムに脆弱性がないかのテスト
・サイバー攻撃などからシステムを守りながら運用
必要なスキル
・システムを守るための技能
フィールドエンジニア
フィールドエンジニアは、顧客の要望に応じて、自社の製品や機器の設置・設定・修理などの保守に出向いて業務を行っていく仕事です。
カスタマーエンジニアやサポートエンジニアと呼ばれることもあります。
仕事内容
・製品のメンテナンスや修理
・製品のトラブルなどに応じてアフターサポート
必要なスキル
・コミュニケーション能力
サポートエンジニア
サポートエンジニアは、自社で導入した製品の故障や使用方法などといった顧客からの問い合わせに関して、技術的なサポートをしていく仕事です。
仕事内容
・実際に現地での製品に関するサポート
必要なスキル
・コミュニケーション力
セールスエンジニア
セールスエンジニアは、技術営業とも呼ばれ、技術者としての専門知識によって製品についての詳しいアドバイスを行いながら、営業の業務を行っていく仕事です。
一般的な営業職との違いはなんなの?
扱っている製品の専門性が高い場合や、製品について深い説明が求められたときに、しっかりと製品の詳細を説明できる能力が問われます。
仕事内容
・営業のサポート
・アフターサポート
必要なスキル
・コミュニケーション力
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、ITを活用することによって、どのようなシステムを開発するか、どのようにシステムを最適化をしていくかなどを提案し企業の経営を助けていく仕事です。
仕事内容
・ヒアリングした内容を分析し、その企業のIT分野の課題を浮き彫りにする
・分析結果から、課題解決のためのシステムの導入などを提案
・採用されたプロジェクトに必要な人材の収集や全体の進捗管理などのマネジメントを行う
必要なスキル
・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
・論理的思考による問題解決力
ブリッジSE
ブリッジSE(システムエンジニア)は、他国のエンジニアとプロジェクトを進めていく上で、現地に在住したり、オンラインミーティングによって日本のプロジェクトチームとの橋渡し役を行っていくSEのことです。
※開の業務を他国の企業に委託・発注するオフショア開発とセットで説明されることが多いので覚えておきましょう。
仕事内容
(日本と他国のチームとの方向性がずれないように調整し、現場を回していく)
必要なスキル
・コミュニケーション能力
・国に応じたマナーやルールの知識
・語学力
プログラマー
プログラマーは、SEが設計した仕様書から、システムやソフトウェアを作るためのプログラミングをしていく仕事です。
仕事内容
必要なスキル
組み込みエンジニア
組み込みエンジニアは、家電や産業用機器などに組み込まれるシステムの設計・開発を行っていく仕事です。
仕事内容
必要なスキル
・C言語、C++、C#、Java、アセンブリ言語などに関する知識
社内SE
社内SEは、自社内の情報システムやITインフラの企画、構築、運用、管理などを行なっていく仕事です。
仕事内容
・その他自社内のITに関するトラブルのサポート
必要なスキル
・ITに関する幅広い知識
・コミュニケーション力
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した職種はあくまで一般的なものなので、受けたい企業によっては呼び方や業務内容が異なっている場合もあります。
しかし、今回の職種をある程度覚えていたら、聞いた時にだいたいこんな仕事なのかとイメージできると思います!
就活が始まる前に、自分のやりたい仕事をある程度絞っておけるとベストなので、自分のやりたいことを考えてみてくださいね!
以上、ITエンジニアの職種16種の解説でした!
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