こんにちは、しがなです!
ここ2,3ヶ月くらい、コロナウイルスの話でテレビやネットは持ちきりですよね。
おそらく、多くの人がコロナウイルスは飛沫感染であると理解していると思うのですが、その他の感染経路っていくつ言えますか?
さらに、毎年流行るインフルエンザの感染経路は知っていますか?
今回は、日本人があまり理解していないであろうウイルスの感染経路についての話です!
感染経路について
主要な感染経路とその代表的な病気を挙げると、
・飛沫感染(インフルエンザ)
・空気感染(はしか)
・接触感染(ノロウイルス)
・血液感染(HIV)
・経口感染(O157)
・ベクター感染(デング熱)
赤文字で書かれた感染経路は、皆さんも名前をよく聞いたことがあるのではないでしょうか?
一つずつ詳しく説明していきまね!
飛沫感染
飛沫感染は、咳やくしゃみなどによって飛散した飛沫(体液の粒子)に含まれる病原体が、他人の口や鼻などの粘膜に直接触れて感染することをいいます。
飛沫の直径は5μm(=1/200mm)より大きく、落下速度も速いので通常は1m未満しか到達しません。
代表的ものとして、インフルエンザやコロナウイルスが有名です。
(条件によっては空気感染の可能性あり)
1m以内に人が密集するようなライブや卒業式などのイベントが中止されてしまうのも頷けますね。
空気感染
空気感染は飛沫核感染とも言われ似ていますが、飛沫感染とは少し違います。
飛沫感染は、5μmより大きい粒子でしたが、空気感染は飛沫核という5μm以下の粒子というのが特徴です。
飛沫核とは水分が乾燥した微粒子であるため、飛沫よりも小さく軽い為に落下速度も遅く、1m以上先まで届きます。
代表的なものとしては、はしかや水ぼうそうが有名ですね。
接触感染
接触感染とは、手や指、器具などに触れることによって病原菌が付着し、口などから体内に侵入する間接的な感染のことをいいます。
ノロウイルスが有名ですが、はしかやインフルエンザなどの感染経路でもあります。
血液感染
血液感染は、外傷による出血が他者の目などの粘膜に触れたり、注射や輸血といった医療行為によって、血液中の病原体が感染してしまうことをいいます。
代表的なものとしては、HIVやB型肝炎が有名ですね。
経口感染
経口感染は、病原菌の付着した食料や水、食器を口に入れることで感染してしまうことをいいます。
代表的なものとしては、O157や食中毒が有名です。
ベクター感染
ベクター感染は、他の動物を媒介として、病原体が伝播することで感染することをいいます。
分かりやすい例でいうと、日本でも話題になったデング熱は、体内で病原体が発育、増殖した蚊に刺されることによって、感染するものでした。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
コロナウイルスのように、これからも色々な病気が流行る可能性がありますが、正しい情報を身につけ、間違った情報に惑わされないようにしましょうね!
次回は、感染経路別の予防法についてのお話しをしていきます!!
お楽しみに!
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